遺族の心の整理

葬式で死因を聞いてもいいの?

お葬式の連絡は突然やってきますよね。
本当に親しい方が亡くなった場合は、そのご遺族の方より連絡がきますが、大抵の場合、人づてに連絡が来ることが多いと思います。
その連絡で分かることは、通夜や葬儀の日時と式場などですよね。
どうしてお亡くなりになったのか?が分かれば一番ですが、分からない場合もあります。

そこで、誰もが気になってしまうのは、どうして亡くなってしまったのか?という死因ではないでしょうか。
「通夜の時にでも尋ねてみよう!」と悪気なく思う方もいらっしゃるかと思いますが、気をつけなければならないのが、通夜や葬儀の場で死因をご遺族の方に尋ねてしまうことです。
実はこの行為は葬儀でのマナー違反です。
これはなぜ尋ねてはいけないのか?というと、死因をご遺族の方が答えているうちに、ご遺族の方の悲しみがまた増してしまう恐れがあるからです。

仮に逆の立場でしたらどうでしょう。
悲しみにくれる間もなく葬儀の手配をバタバタと準備し、やっと葬儀の場でも凛としておかなければなりません。
そんな時に参列者から「なぜお亡くなりになったのですか?」と聞かれたら、答えているうちに我慢していたものが、溢れ出るとは思いませんか?
知らず知らずの間にご遺族の方を傷つけてしまう恐れがあるので、死因はその場で聞かないというのがマナーです。
もしどうしても確認したい場合は、知り合いなどに目立たない場所でこっそり聞くか、斎場を出てから知人や友人に尋ねるようにしましょう。

お葬式は誰もが悲しい場所に変わりはありませんが、ご遺族の方の悲しみは想像も出来ないほどです。
死因を聞く以外にも、あまりオーバーに悲しみを伝えたり、ご遺族に話かけすぎたりするのは同じように失礼にあたります。
ただ「御愁傷様です」などと故人やご遺族の方を想った言葉をかけてあげることが大切です。
このようなマナーをきっちり把握しながらお葬式に参列するようにしましょう。

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